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子どもへのプレゼント

我が家は誕生日にもクリスマスにも

親から子へのモノのプレゼントというものはありません。

 

私自身は両親や祖父母から今までプレゼントを人並みにもらってきました。

もらってきた私が言うのもなんですが、

「プレゼントという物って絶対に必要?」

と思っています。

子ども心にプレゼントがもらえるから

  • 泣き止む
  • 祖父母に会いに行く
  • 頑張る
  • 耐える

そんなことをしていたなぁと思います。

 

でもプレゼントが無くたって、

いずれ泣き止むし、

祖父母に会いに行くし、

頑張る時は頑張るし、

耐えなきゃいけない時は耐えますよね。

としたら、モノというプレゼントは要るのか?と思うわけです。

 

もちろん、プレゼントをもらえれば嬉しいのは知っているし、渡した時の子どもの笑顔と言ったら食べちゃいたいくらい可愛いのも分かっています。

ただ、子ども目線になった時に、少なくとも私はプレゼントがもらえて嬉しいというだけで、「どんな思いで親が用意してくれたのか」とか「プレゼントを準備するまでの親の気持ちが嬉しくて」、なんて思ってはいませんでした。

 

ですので我が家は(当面の間)親からのモノのプレゼントシステムはありません。

祖父母や友人からのプレゼントはそのお気持ちを親である私達が受け取らせていただくので、

ありがたく頂戴しますが、

親からのプレゼントは受け手が我が子しかいないので、

もう少し先延ばしにしています。

 

 

その代わり、何にも代えがたい、

思い出

をプレゼントするようにしています。

家族皆んなでお祝いする、友人をよんでお祝いする

そんな時間をプレゼントにしているのです。

 

先日も帝王切開で産まれてきてくれた長女の5歳の誕生日でした。

長女の出産の時には同期がそろって、出産のサポートをしてくれました。

そんな彼女の誕生日は

毎年、同期を家に招待して長女の誕生日を一緒に祝っていただくという時間を彼女にプレゼントしていました。

みんなから愛されて、望まれて産まれてきてくれた長女。

誕生のその瞬間も皆に囲まれていて、誕生日のその日も彼女の為に皆が集まって祝ってくれる。

みんなで美味しいものを食べ、産まれたときの写真を見たりします。

彼女の存在自体が大切でかけがえないものであるということを本人が体感できる時間が重要だと私は考えています。

 

今年はコロナ禍ということもあり、皆で集まることは避け、

家族で過ごすことにしましたが、

子どもたちには素敵な思い出を、

私達夫婦には誕生日は我が子が産まれてきてくれたその日を思い出し愛おしむ

そんな日にしていきたいと思っています。

 

でも、さすがに5歳ともなれば、

「ねぇ、(モノの)プレゼントとか無いの?」と聞かれました。

さてさて今後はどうしましょうか、、、。