NPPVというマスクを着けたら
ようやく呼吸が楽になり、
初めて赤ちゃんのことが心配になったのを覚えています。
「あー、私って本当に辛い時、
赤ちゃんの命より自分の命のことを一番に考えるんだなぁ。」
って思い、ショックでした。
呼吸の状態が良くなって、
MFICUに移りましたが、
カーテンで仕切られただけのお部屋で、
プライバシーも何もありませんでした。
ご飯もトイレもそこでしないといけないし、
今まで、お腹の赤ちゃんに語りかけていたけど、
ここでは隣の人もいるから赤ちゃんに声もかけづらくて、
誰とも話すことがない日々でした。
テレビしかないけどテレビを見る気もしなくて
とても辛かったです。
「こんなにいっぱい薬を使って子どもは大丈夫なの?」
と悪いことばかり考えていました。
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