また、
一人目を出産した病院に二人目妊娠で通っていた時に、
外来で助産師さんに
「一人目はこちらでお世話になり、帝王切開でした。」
と伝えると、
「それは残念でしたね。お気の毒に。」
と申し訳なさそうに言われました。
悪気がないのは分かっています。
助産師さんの中ではやはり下から出産するということが、
オーソドックスだという気持ちが根強いんだなと感じました。
帝王切開になると、
医師の管理下となり、
助産師さんが直接的に出産に関わることができないからなのかな、
助産師というよりは看護師という役割になるからなのかなと、
色んな事情を考えましたが、
そもそもの考えが違うんだとも感じました。
いざ、
TOLACをしたいとなった時に、
セミオープンを希望すると（近くのクリニックで健診だけ受けること）、
そこの産科の先生のTOLACに関する知識がなさ過ぎるというのも感じました。
「どちらの病院を選ぼうか迷っています。」
と相談した時に、
「TOLACやるかやらないかは、あなたの気持ち次第だから早く決めてくださいね。」
と言われただけでした。
素人目線ですが、
きっと子宮の薄さとか、
前回の傷の状態だとか、
医療的な判断材料があるはずなのに、
やる気の問題と言われたことが納得できませんでした。
ただ、
やりたくてやろうとしている人みたいに扱われたのが悲しかったのです。
妊婦の気持ちに寄り添ったところで、
医院の収入にはつながらないのでしょうけど、
どう関わったら妊婦が自己決定できるかということを考えながら、
対応していただきたかったという思いです。
健診の度に出産病院まで受診していたら専門的な話が聞けたのかもしれませんが、
働きながらだとそれは難しいという事情がありました。
結局、そのクリニックの通院は止めて、
一人目の時に利用したクリニックで健診だけ受けることにしました。