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CASE12ー3 「切ってください。」

なかなか進まないということもあり、

羊水が少ないし、

回旋異常もあるし、

骨盤も狭いし、

赤ちゃんの心拍数も気になるし、

という様々な理由から、

CPD(児頭骨盤不均衡)ということで帝王切開になりました。

午後2時半には帝王切開が決まっていました。

妊娠中は帝王切開になるなんて全く思ってもいませんでした。

でも、

入院時に、

赤ちゃんが元気だけれど、

やっぱり心拍数が低めでというのを見た時くらいから

「もしかしたら帝王切開になるかも、、、。」

とはちらつき始めていました。

 

 

私が痛みに弱いのかもしれませんが、

陣痛を経験して、

痛すぎて、

帝王切開ウェルカムでした。

「切って、切って〜。」

という感じでした。

こんなにお産の進みが悪くて、

この痛みをあと半分以上も味わわなければならないなんて、

考えられないと思っていました。

先生が

「いろいろ心配だから、切っても良いんだけどね〜。」

とチラッと言ったんです。

それを聞いた私はすぐに甘い方向に行きたくなり、

「もう、いいです。切ってください。」

と言っていました。

先生も切ったほうが100%安心という雰囲気だったので、

「まぁ、いっか。」

というくらいの気持ちでした。