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CASE15−1 待ちに待った妊娠

結婚したのが2014年、

 

妊娠が分かったのが2015年の8月でした。

 

結婚したらすぐにでも子どもが欲しかったのですが、

 

なかなか授からず、

 

病院に行こうかなと思っていました。

 

通っているレディースクリニックに検査のために行くと、

 

「特に悪いところはないんだけれど、

 

生理周期を整えるために、

 

排卵誘発剤のお薬を飲みましょうか。」

 

と提案されました。

 

薬を飲んだ後の初めての排卵のサイクルで、

 

運良く赤ちゃんを授かることができました。

 

働いていたので、

 

ある程度のストレスはありつつも、

 

妊娠経過は順調に過ごすことができていました。

 

予定日が5月1日だったのですが、

 

4月27日の朝に出血がありました。

 

 

産婦人科に電話したら、

 

「ちょっと見たいから来てください。」

 

と言われました。

 

病院に行くと、

 

高位破水(卵膜の上の方が破れて、チョロチョロと破水している状態)ということが分かり、

 

「破水のサインが出ているので、

 

入院しましょう。」

 

と言われました。

 

予定日も近かったので、

 

驚いたというよりは、

 

それまで前駆陣痛とかはなく、

 

「いつかな?いつかな?」

 

と心待ちにしていましたので、

 

「これが破水か。

 

やっと始まったか。

 

もう産まれるんだな。」

 

くらいの気持ちでした。