授乳の前後で体重を測って、
どれくらい母乳が飲めたか測ったりするんですけれど、
足りない分をミルクであげたいのですが、
どのくらいミルクを足したら良いのか、
そういう知識も全く無い中、
「すみません。
ミルクを足したくて、
ミルクが欲しいんですけど。」
と言うと、
「何が、どのくらい欲しいの?」
って言われて、
「いやいや、
分からないから聞いてるんですけど?
めっちゃ怖いな、
この人、
体育会系だな。」
と思いました。
二人目の時はそんな人はいなくて、
カルテを見て、
「あ〜、このぐらい足りないね。」
と言ってすぐにミルクを出してくれたり、
搾乳したのを保管する時も
「持ってくるよ、
待ってて。
傷口痛いでしょ?」
と支度してくれたり、
全然対応が違っていました。
一人目と二人目は何が違ったんだろう?
と思うくらいでした。
出産が多くて仕事が大変なんだろうな、
出産が多い時期に産んでしまった自分は運が悪いなと思いました。
なので、
一人目の時は、
今なら笑い話ですが、
出産後はメンタルがボロボロだったので、
もうすっごく嫌で、
主人に泣きながら
「早く帰りたい。」
と毎日電話をしていました。
私にとって帝王切開出産は、
無事に産まれてきてくれて良かった、
医療に感謝という思いでいっぱいな思い出です。
みんなが支えてくれたからこそ、
こうやって子どもが無事にこの世に産まれてきてくれたし、
主人もこの傷があるから、
この子がここにいるんだよって言ってくれるので、
「あ~、確かにこの傷って、
そういう傷だよね。
傷も私の一部だよね。」
と微笑ましく思えています。
帝王切開に全く嫌なイメージが無いです。