毎日、上の子を抱っこして一日3時間ほど歩き回っていたにも関わらず、
予定日のお昼ごろになっても陣痛が来ず、
予定日ギリギリまで子宮の入り口の長さも4cmほどありました。
卵膜剥離してもらえないかとか、
どうにかして陣痛を起こせないかといろいろ画策しましたが、
結局そのまま手術予定日を迎えてしまいました。
入院してからは「あと半日で陣痛を起こすにはどうしたらいいか。」と
勝手にお部屋を抜け出して非常階段を上り下りしたり、
足湯をしたりしていました。
このとき嫌だったのは助産師の人に
「あなたはいろいろしているけれど、
自然な陣痛は無理ですよ。
だからもう今日は寝てください。」と言われたことでした。
その一言で私の闘志に火がつき、
「絶対、今晩中に陣痛を起こして、
この人をビックリさせてやる。」と思いました。
イメトレしたり、
本を呼んだりしながら、
消灯時間が過ぎてからもこっそり廊下を歩いたり、
スクワットをしていました。
そしたら、
なんと陣痛が始まり、
どんどん強くなってきたのです。
でも、そこで先程の助産師に見つかり、
「とにかく寝なさい。
アプリもつけなくていい。
記録もつけなくていい。」と言われたのですが、
こっそりベッドの中で陣痛の間隔を測り続けていました。
その助産師も私を寝かせようとしてアロマを焚き始め、
「これで寝なさい。
もう陣痛のことは忘れなさい。」と言われたのですが、
陣痛間隔が10分を切るようになり、
その助産師もようやく「陣痛だね。LDRに降りようか。」
と認めてくれました。
「よっしゃ、闘いに勝った!」と思いました。
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