出産した次の日は、
もうひっきりなしに人がやってきました。
赤ちゃんの聴力検査や、
レジスターの人たちが来たり、
その合間に授乳もしなければならなくて、
全く休めませんでした。
あまりに疲れすぎて、
赤ちゃんを抱っこしたまま寝てしまっていたら、
部屋にやってきたナースが
「パパもママも疲れているから、
ちょっと休んで。
この子は預かるわ。」
と新生児室で6時間ほど預かってくれました。
でも、
気が立っていたからか、
痛みからなのか、
ぐっすり寝るとまではいきませんでした。
痛みは数時間毎の点滴と、
飲み薬の痛み止めを併用していました。
シャワーもこの日から浴びて良いと言われました。
傷は抜糸の必要が無いように縫ってくれ、
テープが貼られていました。
傷は横でした。
傷の向きは手術当日の朝、
医師が病室に来た時に
「このお腹なら横でいいね。」
とそこで決められました。
傷は今では部分的にしか分からないくらいに、
薄くなっています。
病院で貼られたテープも
「自分で剥がしても良いけど、
自然に剥がれるのを待ってもいいよ。」
と言われ、
それが剥がれた後にするケアなどもありませんでした。