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CASE21−4 逆子!外回転術を受ける

アメリカでは日本よりも健診の回数が少ない印象です。

 

出産直前でも2−3週間に1回くらいのペースでした。

 

エコーを楽しみにして健診に行っていたのですが、

 

エコーも毎回ではなく、

 

心拍を測って終わりでした。

 

エコーは妊娠期間を通して2−3回だったと思います。

 

心拍を測った後に、

 

「ちゃんと食べられてる?」

 

というような世間話をして診察は終わる感じです。

 

最後にエコーをしたのが、

 

36週の時でした。

 

その時に逆子ということが分かり、

 

すぐに外回転術の提案をされました。

 

「(外回転術を)します!」

 

と即答すると、

 

「今日中に予約を取って帰ってね。」

 

と言われました。

 

外回転術のリスクの一つとして、

 

もしかしたらその施術中に産まれてしまうかもしれないし、

 

その場で帝王切開になるかもしれない、

 

外回転術で戻らなかったら帝王切開だよと、

 

紙面と口頭による説明がされました。

 

それでもまだいろんな情報を見ていて、

 

何十パーセントかは戻る、

 

それもかなり大きな割合で戻るという情報を見たので、

 

「多分大丈夫だろうな。」

 

と軽い気持ちでいましたし、

 

夫も

 

「大丈夫だよ。」

 

と言っていました。

 

 

翌週の37週で外回転術を受けました。

 

外回転術はすごく痛かったです。

 

出産の後の傷の痛みと並ぶくらい痛かったです。

 

夫も

 

「あんな顔の君を始めてみた。

 

だから本当に痛いんだろうなと思った。」

 

と言っていました。

 

外回転術中は他の看護師に足を押さえつけられていました。

 

私自身はどうにもできないけれど、

 

どうにか早く戻って欲しいという一心でした。

 

すると、

 

私は胎盤が前面にあって、

 

子どもがその胎盤を枕にして寝ている、

 

だからもう絶対に戻らないと言われました。

 

医師も何度も何度もトライしてくれたけれど、

 

もうこれが限界だと言われました。

 

そこで

 

「帝王切開です。」

 

と言われました。

 

逆子は戻らなかったけれど、

 

赤ちゃんには特に悪い影響はありませんでした。

 

その日にすぐ病院から連絡が来て、

 

いつ帝王切開にするのか決めてくださいと言われました。