手術中は夫が側にいてくれたこともあり、
和やかに歓談しながら進みました。
産まれる時には
「今、足が見えてるよ。」
「もうすぐ産まれるよ。」
と声をかけてくれ、
そうこうしているうちにギャーという泣き声が聞こえました。
夫婦ふたりとも誕生を見ることができ、
夫はへその緒を切ったり、
赤ちゃんが拭かれているところに呼ばれ、
その様子も写真に収めてくれました。
その後に私のところに連れてきてくれて、
抱っこをさせてくれ、
写真も撮ってもらいました。
産まれた後に、
どこかから出血していたようで、
でもその出血箇所が分からないようでした。
そんな中、
麻酔が切れかかってきました。
「いろんな臓器が固まってきているから、
出血箇所を探すのが難しいから、
全身麻酔に切り替えます」
と言われました。
その全身麻酔に切り替える前に、
いろんな臓器を押されているのが、
とても痛かったです。
夫も
「手術室を出てください」
と言われたのですが、
夫は
「これで何かあったらどうしよう。」
と外でずっと考えていたと言っていました。