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CASE21−9 帝王切開当日に歩く!?

次に気がついたのは、

 

違う部屋に移動した後でした。

 

目が覚めると他の人も寝ている部屋にいて、

 

「目が覚めたのね。

 

そしたら病室に移るわね。」

 

と看護師さんが言いました。

 

ベッドごと病室に連れて行ってくれました。

 

目が覚めた時は、

 

すっごくよく寝たというスッキリした気持ちでした。

 

夫は病室で待ってくれていました。

 

私の両親も病院に来てくれていたのですが、

 

私がいない状態では病室に入れなかったようで、

 

待合室で待ってくれていました。

 

私が戻ったので、

 

両親も呼んできてくれました。

 

赤ちゃんは新生児室にいたみたいで、

 

両親は新生児室にいる赤ちゃんを見ることはできたそうです。

 

私が部屋に戻ると、

 

両親と同時に

 

「赤ちゃんもすぐに連れてくるね。」

 

と言って、

 

そこからはずっと一緒でした。

 

 

お小水の管が入っていたのですが、

 

それはその日の夕方には外し、

 

ナースと一緒にトイレまで歩き、

 

「ちゃんとお小水できるか見るから。

 

これからはトイレは歩いて行きなさい。」

 

と言われました。

 

この時もすっごく痛かったのですが、

 

室内にトイレがあったのが幸いでした。

 

夫に抱えられながらトイレに行っていました。

 

寝ている時はまだ我慢できるのですが、

 

起き上がる時に、

 

傷がものすごく痛かったです。

 

私の場合は、

 

背中に自分で押して麻酔を入れるような機械は無く、

 

何時間かおきに看護師さんがやってきて、

 

痛み止めを入れて行ってくれました。

 

「本当に痛かったら呼んでね。」

 

とは言われていたのですが、

 

そこまで痛いということは無かったので、

 

ナースを呼ぶことはありませんでした。