次に気がついたのは、
違う部屋に移動した後でした。
目が覚めると他の人も寝ている部屋にいて、
「目が覚めたのね。
そしたら病室に移るわね。」
と看護師さんが言いました。
ベッドごと病室に連れて行ってくれました。
目が覚めた時は、
すっごくよく寝たというスッキリした気持ちでした。
夫は病室で待ってくれていました。
私の両親も病院に来てくれていたのですが、
私がいない状態では病室に入れなかったようで、
待合室で待ってくれていました。
私が戻ったので、
両親も呼んできてくれました。
赤ちゃんは新生児室にいたみたいで、
両親は新生児室にいる赤ちゃんを見ることはできたそうです。
私が部屋に戻ると、
両親と同時に
「赤ちゃんもすぐに連れてくるね。」
と言って、
そこからはずっと一緒でした。
お小水の管が入っていたのですが、
それはその日の夕方には外し、
ナースと一緒にトイレまで歩き、
「ちゃんとお小水できるか見るから。
これからはトイレは歩いて行きなさい。」
と言われました。
この時もすっごく痛かったのですが、
室内にトイレがあったのが幸いでした。
夫に抱えられながらトイレに行っていました。
寝ている時はまだ我慢できるのですが、
起き上がる時に、
傷がものすごく痛かったです。
私の場合は、
背中に自分で押して麻酔を入れるような機械は無く、
何時間かおきに看護師さんがやってきて、
痛み止めを入れて行ってくれました。
「本当に痛かったら呼んでね。」
とは言われていたのですが、
そこまで痛いということは無かったので、
ナースを呼ぶことはありませんでした。