· 

CASE22−9 母となった変化

食事はその日の午後3時には、

 

オムレツとフレンチトーストを食べました。

 

日本ではお粥から始める、

 

お祝い御膳が出るという記載をどこかで見たのですが、

 

アメリカのメニューにそんな優しいものは無く、

 

機内食のさらに美味しくない料理と聞いていました。

 

でも、

 

スタンフォード大学病院の食事は美味しく、

 

さらに食べ放題で好きな時間に頼んで良く、

 

食欲は妊娠時からも変わらず、

 

1日に4食を夫と分けて一緒に食べました。

 

出産ドゥーラをしている方にお聞きしたら、

 

私の出産病院は食事が美味しいことで有名だったそうです。

 

 

アメリカは授乳に対してスパルタだなと感じました。

 

日本で経験していないので、

 

日本の授乳の指導は分かりませんが、

 

とにかくナースが来る度に、

 

まず

 

「授乳はどうですか?」

 

と聞かれ、

 

この方法は試してみた?など色々な授乳指導を聞き、

 

ラクテーションコンサルタントも様子を見に来ました。

 

入院中は母乳が全然出なくて、

 

母乳を出すためにナースから

 

「搾乳をやりなさい。」

 

と言われました。

 

最終的に注射器に液体ミルクを入れて、

 

細いチューブを通して、

 

胸からミルクが出ているようにして飲ませました。

 

それでも赤ちゃんの体重がすごく減ってしまったので、

 

他のママの母乳か液体ミルクをあげなさいという事になりました。

 

出ないと諦めていたのですが、

 

退院の日くらいから急に胸が張り始め、

 

母乳が出るようになりました。

 

これが噂で聞いていた胸が張るという感覚か!

 

と母になった身体の変化に驚きました。

 

傷の痛みは無かったので、

 

痛みによって授乳ができないという辛さはありませんでした。


CASE22のパートナーが書かれた出産の記録!

パートナー目線の帝王切開体験談は貴重です。

ぜひ、合わせて御覧ください!!