つわりは食べられはするけれど、
もどしてしまっていました。
タイだったので、
お料理に使われるナンプラーの匂いが街角の屋台から漂い、
それがとても辛く、
家の扉を開けると、
熱気とともにナンプラーの匂いがして、
外を歩くことも辛かったです。
街を歩いていると、
いつ気持ち悪くなるか分からないので、
いつもトイレを探しながら行動していました。
つわり期は、
なるべく体に合ったものを食べようと思っていました。
バンコクには日本人が5−6万人位いるので、
日本食がたくさんあります。
ですので、
日本食を中心に食べていました。
タイ料理が好きだったので、
つわりが落ち着いてきた頃からは、
タイ料理をたくさん食べていました。
タイの人々は子どもがとても好きなので、
お腹が大きいと席を譲ってくれたり、
話しかけてくれることも非常に多かったです。
そのおかげでタイに慣れることができたようにも思います。
つわりが辛くて旅行に行けないという精神的な辛さもありました。
ありがたいことに、
妊娠期のマイナートラブルはつわりくらいなものでした。
それよりも外的なストレスがありました。
夫の仕事の帯同でタイに行ったにも関わらず、
タイ国内で夫が単身赴任となったのです。
今思えば、
初めての出産で、
夫が単身赴任で側にいなくって、
なんと非道なことをさせるんだと思いました。
幸い体調は良かったのですが、
もしそうでなかったら、
どう責任取ってくれるんだと思っていました。