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CASE24−1 長かった妊活

私達は5年前に結婚して、

 

3年前にタイに来ました。

 

結婚した当初から子どもは希望していたのですが、

 

日本にいる間はタイミング法で授かることができませんでした。

 

クリニックにも通ったのですが、

 

医師からは、

 

このタイミングが恐らくあなたの排卵日だから、

 

もう少しタイミング法を頑張って、

 

もう少し、

 

もう少しと言われながら一年過ぎました。

 

どうしても家族が欲しいと思って、

 

結婚という手段を選んだ私達なのに、

 

なかなか赤ちゃんが訪れてきてくれず、

 

私達は悲しい年月を過ごしていました。

 

そんな中、

 

夫のタイ赴任の話が持ち上がり、

 

タイ在住のブロガーさんの情報なんかも参考にして、

 

日本よりも積極的に不妊治療が進められるんじゃないかと感じ、

 

二人でクリニックを選んで、

 

渡タイしてすぐに不妊治療を開始し始めました。

 

 

タイミング法ではなく、

 

最初から人工授精をスタートしたのですが、

 

2回ともダメでした。

 

本当に辛くて、

 

お金もすごくかかるし、

 

どうしようと思っていたら、

 

夫から3回目を待たずして体外受精にステップアップしてはどうか、

 

と提案してもらいました。

 

正直、

 

そんな提案をされると思っていなかったので、

 

「そんなに簡単にステップアップしてくれるんだ!」

 

と喜びました。

 

そして、

 

次は体外受精を行い、

 

1回目で授かることができました。

 

30歳で結婚をして、

 

すぐにできるだろうと思っていたのですが、

 

なかなかできず、

 

その原因が夫ではなく、

 

私にあったというのが、

 

タイで不妊治療を始めた時に発覚しました。

 

心のどこかで

 

「もしかしたら、、、」

 

とは思っていましたが、

 

事実を突きつけられると、

 

とても悲しかったし、

 

毎月生理が来る度に落ち込むということを少なくとも3年は繰り返して、

 

ようやく授かった、

 

ようやく選んできてくれたんだと、

 

喜びました。

 

ここまで、

 

とても長く感じました。