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CASE24−2 出血!流産の危機!

喜びも束の間で、

 

妊娠して4週間後に大量に出血をしてしまったのです。

 

3割が出血するという話は聞かされたものの、

 

切迫流産の状態ですと宣告され、

 

ようやく来てくれたのに、

 

いなくなってしまうかもしれない、

 

という恐れと不安と悲しみが襲ってきました。

 

切迫流産の段階で3週間ほどは寝たきりの生活を送り、

 

家でも段差があるところに行かないようにしてください、

 

そもそも歩かないようにしてください、

 

トイレとお風呂以外は立たないようにしてください、

 

絶対安静にしてください、

 

週一回の健診で赤ちゃんの心拍を確認できるか見ていきましょう、

 

という話になりました。

 

私はタイに行ってからも、

 

オンラインでできる仕事をしていたのですが、

 

切迫流産ということと、

 

その後のつわりとで、

 

1ヶ月くらい休業を余儀なくされてしまいました。

 

せっかく授かったんだから、

 

絶対に守らなきゃいけないという責任感もありました。

 

 

つわりは食べづわりが襲ってきてたのですが、

 

俗に言う酸っぱいものと言っても、

 

私は梅は受け付けなくて、

 

ずーっとレモンのミネラルウォーターを飲んでやり過ごしました。

 

タイの空気はとても匂いが強烈で、

 

一歩外を出るとニンニクの臭いが襲ってくる、

 

玉ねぎの臭いが襲ってくる、

 

下水の臭い、

 

とかで外に出るのがとても難しかったのです。

 

妊娠5ヶ月目くらいまでつわりが続きました。

 

タイ料理は一切食べられませんでした。

 

でも、

 

タイはアジアの中でも日本料理が美味しい国と聞いていて、

 

たしかに日本料理に困ることはありませんでした。

 

ですので、

 

少し高くてもその日に食べたい物・食べられる物を買って食べたり、

 

日本スーパーで素麺を買って茹でたりしていました。

 

ソースとマヨネーズのコンビネーションをどうしても食べたくなった時は、

 

お好み焼きをデリバリーしたりもしました。

 

特に私はゆで卵がつわり中も食べることができて、

 

良く食べていました。