タイでは帝王切開が当たり前の文化です。
そもそもバースプランを提出しているのですが、
基本的にこちらの情報をキャッチしていないようで、
私の目の前でバースプランも読まれていたけれど、
「いつ産みますか?」
「自然分娩にするの?」
とも何回か聞かれました。
「まぁ、これがこの国の特徴なのかな?」
という風に受け止め、
「いやいや、
帝王切開ではなくて、
自然分娩、
計画無痛分娩が良いんです。
それはここの病院でできますか?」
と聞くと、
「あぁ、できますよ。」
という答えが返ってきました。
そんな感じだったので、
「本当にできるのかな?」
と半信半疑で、
当日まで過ごしました。
私はどうしても大安の日に産みたくて、
10月5日という日を選んで、
出産に臨みました。
タイは計画帝王切開の国で、
仏教だからかお坊さんから縁起の良い数字をもらって、
その数字にあやかって出産をするというのが、
タイの女性の文化だと聞いていました。
例えば、
5という数字が良いとされるなら、
10月5日の5時55分というところまで指定ができるとも聞きました。
夫の同僚に聞いても、
帝王切開で時間まで指定して出産できるというお話でした。
計画日という設定をして出産に臨める、
だから私は計画無痛分娩ができるという頭でしかいなかったので、
当日の朝7時に病院に来て、
開始しましょうと言われて、
それ通りに行えば出産できるものだと思いこんでいました。