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CASE25−1 アメリカでの妊活

2020年に私達は結婚しました。

 

結婚してから1年間は自然に妊娠できるか頑張ってみたんですが、

 

うまくいかなかったので、

 

不妊治療を始めました。

 

結果的に妊娠が分かったのは、

 

結婚してから2年後でした。

 

結婚した当初で私は38歳、

 

主人が4つ上だったこともあり、

 

夫婦ともに高齢出産になるため、

 

本当に早く欲しいという思いでした。

 

できれば結婚前から妊娠の準備をしたかったのですが、

 

主人の宗教的な理由で、

 

正式な結婚式を挙げた後でないと、

 

妊活の準備はできないという強い思いが主人にはあったのです。

 

実は結婚式を挙げたタイミングというのも、

 

主人の母(義母)が末期のガンになっていたということもあり、

 

急いで結婚式の段取りを組みました。

 

本来ならコロナ禍に結婚式も予定していたのですが、

 

それが延びに延びてしまい、

 

義母の余命もあと数ヶ月となってしまい、

 

2週間ほどで結婚式の準備をして、

 

結婚式を挙げるという形になりました。

 

本当にバタバタでした。

 

結婚式は急遽だったので、

 

私の家族には日本から深夜の時間帯にZOOMで参加してもらい、

 

小さいものでしたが、

 

無事に挙げることができました。

 

その4ヶ月後、

 

翌年の3月にはお義母さんが亡くなられたので、

 

主人は大変な時期を過ごしました。

 

できればお義母さんが亡くなる前に、

 

妊娠の報告をしたかったというのが心残りです。

 

主人の気持ち的にも妊娠に気持ちを向けられないというところが、

 

正直、

 

私にも分かるほどでした。

 

そんな中、

 

とりあえず1年間は自然妊娠を待ち、

 

その後、

 

産婦人科の先生に不妊治療を検討したいという相談をしました。

 

でも、

 

不妊治療に進むまでがてこずりました。