私は、
できれば結婚して1年位で子どもが欲しかったのですが、
主人と結婚して2年8ヶ月で妊娠しました。
私はバツイチで、
前の旦那さんとも7年間不妊治療をして、
頑張ったという経緯があるので、
授かることが難しいのかもしれないということを、
今の主人に話をしていました。
1年頑張ってもなかなか妊娠できなくて、
それこそ体外受精や高度医療を考えなければと思っていました。
私達は不妊治療に対して日本でできることだけでなく、
海外でも行っている不妊治療にもストイックに取り組みました。
その頃、
ちょうど私が始めていたビジネス関係の方に、
不妊治療を頑張っていますと話していたら、
医療関係者の方、
不妊治療の医師や予防医学の方から紹介されたステムセル、
幹細胞の治療が、
もしかしたら妊娠に役に立つ可能性がある、
卵子が元気になる可能性があるという話を聞いて、
3回に渡り、
幹細胞の点滴をしました。
主人も1回点滴をしました。
するとなんとその2ヶ月後に自然妊娠していたことが分かったのです。
その幹細胞の治療は日本では受けることができず、
海外に行って受けていたので、
コストもかなりかかりましたが、
その甲斐あってか念願の子どもを授かりました。
妊娠したとわかった時、
町で喜びのあまり叫びました。
今でも思い出すだけで、
涙が出そうになりますけど、
人間ってこんな気持ちになるんだな、
と思いました。
ほとんどの医師が80%自然妊娠は無理ですよって言っていたのに、
いろんな方の出会い、
愛情で、
自然妊娠できちゃうことがあるんだと感じました。
私が妊娠できない理由を、
過去の自分が良くなかったからだと自分で責めていたので、
それから解放されたような気持ちでした。
信心深くはありませんが、
神様は私を見捨てなかった、
人生ってこういうことがあるんだなぁと思いました。
主人に感謝して、
すぐに両親にも電話をして
「なんと自然妊娠していました。」
と報告しました。
路上で泣きながら電話したことを覚えています。