アメリカでは出産病院のツアーがありました。
出産前日に主人と病院に行って説明を受けました。
当日は朝の5時に、
このエントランスに来て、
7時に手術室入って、
出産して、
1時間後に産後室に入って、
問題がなければ個室に入って、
翌日には退院と言われました。
私の場合は帝王切開の翌日退院だったのです。
というのも、
「翌日退院」は主人が決めました。
普通だと帝王切開後2日は入院の予定でした。
私が傍目にみると元気に見えるようで、
私も私でちょっとフラフラしても、
頑張れば血圧上がりそうだなと思って、
早く歩いた方が早く治るし、
倒れても頭を打たなければ大丈夫だろうくらいの気持ちで、
トイレやシャワーに行くようにしたので、
先生方も
「すごく元気な人だね。
そんなに笑顔で、
授乳もできてますしね。
二人目ですもんね。
アメリカは初めてだけど、
帰れそうだね。
帰るのはいつでもいいよ。」
と言いました。
主人が一緒に入院してくれていて、
私の状況を側で見てくれていました。
一緒に夜ご飯を食べ、
「美味しくないね。」なんて私が言い、
母が持ってきてくれたおにぎりを食べながら、
「美味しかった。
やっぱり日本食が食べたいな。」
と感動していると、
主人が
「じゃあ、帰ろうよ。
お母さんもお姉ちゃんも来てくれてるんだし、
あなたがここで1泊したって、
美味しくないウインナーやサンドイッチが出てくるんだけなんだから、
院内感染するかもしれない環境に身を置くよりは、
帰れるなら帰ろうよ。」
言ってきたのです。
そんなに言うならと
「じゃあ、もう帰ります。」となり、
帝王切開の翌日に帰りました。
家族もめちゃくちゃビックリしていました。
母は
「結局、帰ると、長男もいるし、
娘も眠れないし、
もう一泊させてあげて。」
と言ってくれたのですが、
主人は全然聞いてくれませんでした。
もう帰ると言ったら帰る、
そんな感じでした。