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CASE28−9 産まれてくれればそれで良い

帝王切開の傷は特に問題はありませんでした。

 

しっかりめの防水テープを貼られて、

 

1ヶ月は剥がさないでねと言われ、

 

今、パッと見た感じ、

 

傷はうっすらあるかなというくらいです。

 

痒みや痛みは今はもうありません。

 

先生が良かったのか、

 

相性が良かったのか、

 

帝王切開による産後のトラブルは特に何もありませんでした。

 

次の出産を考えた時に特に不安はありませんでした。

 

麻酔がちょっと怖いなというくらいですね。

 

1回目は何も考えずに臨んでしまったので、

 

2回目は冷静に考えたらお腹切るんだよな、

 

お腹を切って40cmくらいある物体を出してる訳ですから、

 

ちょっと不安になりました。

 

 

私は出産の方法に正直こだわりがなくて、

 

極論ですけど、

 

妊娠のある種、

 

通過点というか、

 

出産はある節目なんですけど、

 

子どもを育てていくうえでのゴールではないし、

 

あくまでも通過点の一つだと思っています。

 

女性の節目ではありますが、

 

産み方は正直産まれてくれればそれで良くて、

 

絶対にこの産み方がいいというのはありませんでした。

 

なので、

 

「帝王切開ね。」と言われた時に、

 

「はい、分かりました。」

 

と言うことができて、

 

「なんで帝王切開なんですか?

 

下から産みたいです!」

 

という風にはならなかったのです。

 

産んだ後が大事かなと思っていました。

 

当然、

 

妊娠をしているので、

 

産むということはひとつの区切りでしたが、

 

それはゴールではないと思っていましたし、

 

主人もどっちでも良いという考えでしたし、

 

帝王切開による悩みというのは無知であったというのもあるし、

 

何も知らなかったというのもあるのですが、

 

フラットに受け入れることができたかなと思います。