手術自体は先生たちも慣れていらっしゃるので、
「今日こんなことがあった。」
とか話をしながら、
手術を進めていらっしゃって、
少し心配もありましたが、
あっという間でした。
手術開始から5、6分すると、
お腹の中ですごいことが起きているような、
お腹がグルグルと噴火するような感じがして、
でも何が起きているのか全く分からないので、
もうお任せという気持ちでした。
体感的には10分くらいで、
赤ちゃんが出てきたという感じです。
皆さん感じ方は違うと思うのですが、
私は痛みというよりもグルグルした感じが、
うごめくというものでした。
赤ちゃんが産まれてきた時は、
手術室内がとても優しい雰囲気で
「出てきた〜。」
と明るいトーンの声をかけてくださいました。
その後夫が
「あなたがへその緒を切りなさい。」
と言われて、
へその緒を切ったようです。
そして赤ちゃんを私のところに連れてきてくれました。
たくさんの写真を撮ってもらいました。
写真は夫の携帯を手術前に預けて、
その携帯で撮ってくれました。
帝王切開と決まる前に書いていたバースプランで、
「へその緒はどうしたいですか?
看護師が切ってもよいですか?
だんなさんが切りますか?」
という質問がありました。
「もちろんプロに任せる。」
と書いていたのですが、
そのバースプランはどこへやらで、
へその緒は夫が切りました。
バースプランとは違いましたが、
夫としては良い意味で一生忘れない思い出となったようです。