赤ちゃんが産まれた時は、
産声が聞こえホッとしました。
嬉しさから涙があふれてきましたけど、
自分の閉腹手術が終わるまでは、
安心できないというか、
やり遂げなきゃという思いがありました。
夫は涙が止まらなかったみたいです。
その後、
夫と赤ちゃんは母が待機している部屋に移動しました。
お腹を閉じている間は、
ずっと意識がある状態でした。
少しめまいはありましたが、
気持ち悪さはありませんでした。
手術が終わるとそのまま部屋に移動しました。
その時点で午後10時頃でした。
部屋に戻ってからもいろんなことがありました。
いろんなことが有りすぎて細かいことは覚えていません。
血圧測ったり、
初めての授乳をしたり、
とても忙しかったです。
長い一日でした。
夫はその日から病院に泊まってくれました。
病院からはエキストラベッドがあると聞いていたのですが、
「あれはベッドじゃない。」
と未だに言っているくらい、
固くて痛かったみたいです。
もし二人目をアメリカで出産するとなった時には、
夫が病院に泊まるのか、
家に帰るのかはよく考えると言っていました。
母は病院内に泊まる場所が無く、
私達の家に帰らないといけなかったので、
夫が午後11時過ぎた頃に母を車で家まで送り、
そしてまた病院に戻ってきてくれたので、
そういう大変さも重なったみたいです。
私は手術後、
自分のことで精一杯でしたが、
夫も大変だったんだろうなと感謝の気持ちです。
お部屋に戻ってからは、
点滴でずっと身動きが取れないのが一番つらかったです。
毎回看護師さんが巡回されるときに、
子宮の戻りを見るために、
お腹をギュッと押す、
あの動作が痛すぎて、
「もう押さないで〜。」
と思っていました。
その日の夜は、
おしっこの出が悪かったみたいで、
看護師さんたちが気にされていたのがちょっと心配でした。
痛みはそこまでではなかったです。