促進剤を使用している間もずっと「痛いな、怖いな。」という思いがあり、
血圧も上がり、
帝王切開になりました。
5人に1人は帝王切開という情報も知っていたので、
心のどこかで帝王切開になるかもしれないという思いはあったし、
2日目の促進剤はものすごく痛かったし、
「もう切ってくれ。」というそんな気持ちで、
とにかく無事で、
早く解放されたい、
赤ちゃんが元気なうちに産みたいと思っていました。
産んだ時はすごく嬉しかったし、
そんなに悲しい感じもなかったのですが、
帝王切開する前、
赤ちゃんの進みが悪かったので
助産師に「歩いたほうがいいんですかね?どうして進まないんですか?」と聞いた時に、
「どうしてお産の勉強をしてこなかったの?」
と言われた言葉がずっと引っかかっていました。
その一言が引っかかり、
産後は「あれがダメだったのかな?」
「緊張感が強かったのがダメだったのかな?」とか、
自分を責めることがありました。
子育てをする中で、
お産の話が出た時に帝王切開だったことを伝えると
「大変だったね。」と可哀相な子のように見られることがあって、
「そう思う人もいるんだ。私の出産は良くない出産だったんだ。」
と思うことがありました。
夫は「立ち会いできなくて残念だった〜。」というくらいで
「無事に産まれてきてくれてありがとう。」と言ってくれました。