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CASE3ー3 帝王切開で引っかかった一言

促進剤を使用している間もずっと「痛いな、怖いな。」という思いがあり、

 

血圧も上がり、

 

帝王切開になりました。

 

5人に1人は帝王切開という情報も知っていたので、

 

心のどこかで帝王切開になるかもしれないという思いはあったし、

 

2日目の促進剤はものすごく痛かったし、

 

「もう切ってくれ。」というそんな気持ちで、

 

とにかく無事で、

 

早く解放されたい、

 

赤ちゃんが元気なうちに産みたいと思っていました。

 

 

産んだ時はすごく嬉しかったし、

 

そんなに悲しい感じもなかったのですが、

 

帝王切開する前、

 

赤ちゃんの進みが悪かったので

 

助産師に「歩いたほうがいいんですかね?どうして進まないんですか?」と聞いた時に、

 

「どうしてお産の勉強をしてこなかったの?」

 

と言われた言葉がずっと引っかかっていました。

 

その一言が引っかかり、

 

産後は「あれがダメだったのかな?」

 

「緊張感が強かったのがダメだったのかな?」とか、

 

自分を責めることがありました。

 

子育てをする中で、

 

お産の話が出た時に帝王切開だったことを伝えると

 

「大変だったね。」と可哀相な子のように見られることがあって、

 

「そう思う人もいるんだ。私の出産は良くない出産だったんだ。」

 

と思うことがありました。

 

夫は「立ち会いできなくて残念だった〜。」というくらいで

 

「無事に産まれてきてくれてありがとう。」と言ってくれました。