妊娠中、
周囲の人に「私は下から産むの。」と言いふらしていました。
周囲の人に言うことで、
自分を追い込むではないですけど、
周りに言うことで「痛いのでもう切ってください。」
という言葉は言えないんだと自分に言い聞かせていました。
前回は血圧も高くなったし、
肝機能の値も高くなっていて、
先生に「それに関して、何か対策できることはありますか?」と聞いていたのですが、
「いや、別に何もないよ。」というくらいで、
「あれしなさい、これしなさい。」ということはほとんどありませんでした。
「普通に今の状態で生活していればいいよ。
そんなに考えすぎなくていいから。
普通にしてたら産めるから。」と言ってくれました。
朝9時から促進剤を始め、
昼過ぎくらいに先生が赤ちゃんは進んできているけれど、
私がそんなに痛そうにしていないのを見て、
「人工破膜して一気に出してしまおうか。」という話になり、
人工破膜をしました。
破水させた後、
そこからは痛みがとても強くなり、
あまり記憶がありません。
夕方6時くらいには産まれるだろうと言われてたのに、
最後はなかなか出てこず、
午後8時頃に出産しました。
赤ちゃんが産まれた時、
自分でも「できた!」という達成感がありました。
「産まれた、嬉しい!」という気持ちよりも
「VBACしたい!」という気持ちの方が強かったので、
達成感が強かったのだと思います。