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CASE30−8 日米の健診・対応の違い

日米での違いは、

 

アメリカの健診は日本ほど細かいことは言われないので、

 

これで大丈夫なのかなぁという不安があったのですが、

 

分娩に関してはすごく手厚いという印象を持っています。

 

アメリカの健診はとてもシンプルで内診はほとんどありません。

 

日本だと経膣エコーがありますよね?

 

でもアメリカでは経膣エコーで着床や胎児心拍を見るような段階では、

 

そもそも健診予約が取れないのです。

 

腹部エコーで確認できるようになった頃くらいに、

 

ようやく健診予約が取れるし、

 

それ以前に病院に電話しても、

 

その週くらい(15週くらい)に病院に来てねと案内されるような形でした。

 

ですので35週までは内診は一切ありませんでした。

 

私は内診は無いなら無い方が良かったので、

 

この健診方法はとても良いなと思っていました。

 

女性の先生もとても多くて、

 

希望がし易いというのもメリットです。

 

毎回ほとんど話をして終わるというようなものでした。

 

 

詳細なエコーは妊娠中に1回ありました。

 

必要があれば、

 

その後もう1回フォローアップするという感じです。

 

もし一人目だったら不安になってたかもしれません。

 

二人目だったこともあり私は不安はありませんでした。

 

医師の雰囲気も全然違いました。

 

TOLACに関しても、

 

あなたにはこういう選択肢が合って、

 

それにはこういうリスクがある、

 

ということをすごくフラットに話してくれるのですが、

 

日本だと

 

「こうしましょう。

 

こういう方針でやりましょう。」

 

と言われることが多い気がしました。

 

患者が本当の意味で自由に選べるということが少ない気がします。

 

もちろんアメリカでも

 

「こうしましょう。」

 

と強く仰られて、

 

こちらの意見が通らないこともありますが、

 

それは医療的に必要だから曲げられないのだと思いました。

 

そういうことではない場面では基本的に選択肢が与えられるという感じです。