また、
手術室に入る前に、
麻酔科の先生が
「携帯持ってきていいですよ。
僕が全部写真撮ってあげるます。」
と言ってくれました。
そのため、
私が撮らなきゃいけないという焦りもありませんでした。
赤ちゃんが産まれた瞬間は、
手術室が変に湧き上がるようなことは無く、
冷静に
「赤ちゃん産まれましたよ。
おめでとうございます。」
と言ってくださったのが、
私には合っていました。
その次の瞬間には、
もうまぶたを開けているのが限界なくらい眠気が襲ってきてました。
赤ちゃんを私の胸の上に乗せてもらい、
かわいいとも思いましたが、
よくこのサイズの赤ちゃんが私の中に入っていたなと思ったのと、
赤ちゃんの重みで気持ち悪くなっていきました。
「寝ても良いですか?」
と言うと、
「じゃあ、
眠れるように整えて、
お薬も眠れるものにしますね。」
と言ってくださいました。
そのおかげで熟睡できました。
次に目が冷めたときには別の部屋に居ました。
部屋では夫が待っていてくれていました。
私が目を覚ますと赤ちゃんを連れてくる予定だったようで、
「じゃあ、
赤ちゃんを呼んでくるね。」
と夫が言ってくれました。
赤ちゃんがお部屋に来ると、
ようやく念願の3ショットを撮ることができました。
ちょうど私の出産一週間前に親友の1人が出産し、
私の出産から一週間後に出産を控えている親友もいて、
私は起きてからはずっと彼女たちと喜びを分かち合っていました。
そのままその夜は痛みを感じることがなく、
眠りにつくことができました。