· 

CASE33−1 出産ってどんなもの?

2015年、

 

当時33才で宮崎に住んでいて、

 

子どもは結婚と同時に欲しいと思っていました。

 

妊娠は自然にできて、

 

分娩も自然とするものだとばかり思っていました。

 

母がそうだったのと、

 

自分が出産をするまで周りの人と出産の話をあまりすることがなく、

 

出産に対する情報不足と準備不足のまま妊娠から出産までを過ごした気がします。

 

産婦人科は家から10分の近所で評判の良いところに決めました。

 

住んでいた地域は助産師さんや産婦人科も多くて、

 

わざわざ遠方から来られる方も多いと聞いていたので、

 

安心して通いました。

 

産婦人科には無料で受けられるヨガクラスもあり、

 

周りの妊婦さんともコミュニケーションをとる事ができました。

 

産後のベビーヨガのクラスにも通いました。

 

その時は出産に関する本をあまり読んでいなかったのと、

 

助産師さんと話をする機会がなく、

 

出産ってどんなものなんだろう?

 

イマイチ分からないという不安はありました。

 

その上、

 

結婚当初から夫とうまく信頼関係が築けていなかったので、

 

それはとても大きなストレスでした。

 

それでも子どもが欲しいという気持ちは変わらず、

 

授かったことはとても嬉しかったです。

 

子育てへの不安、

 

将来への不安はありつつも、

 

先のことを考えすぎても進まないと思い、

 

子育てと出産は切り離して考えようと思いました。

 

産婦人科へ行くのも基本的に1人で受診し、

 

他の夫婦で来られている方を見ると寂しく思うこともありましたが、

 

病院の医師や看護師さんたちがすごく良くしてくれて信頼できました。