· 

CASE33−11 決められずに過ぎていく時間

ちょうど気持ちが揺れていた時に受けた、

 

ノンストレステストの担当看護師さんから

 

2人出産して痔を持っている経験話を聞きました。

 

「私も痔で悩んでいるので、

 

もう少しあなたの話を聞かせてください。」

 

と伝えました。

 

彼女は出産後に痔がひどくなり、

 

赤ちゃんを抱けなかったとおっしゃっていました。

 

自分の世話も家族にしてもらうような状況だったそうです。

 

痔の手術も2回したそうです。

 

 

出産前は

 

主人と長女が私のことをよくお世話してくれたけど、

 

赤ちゃんが産まれた後、

 

痔で動けなくなったら家族は大変だろうなぁと思いました。

 

ただただ、

 

赤ちゃんが欲しいと感じながら過ごしていましたが、

 

妊活をする何年も前から

 

体を整えておくのが大事だったのかな、

 

そうしておけばナチュラルバースに

 

もっと自信が持てたんじゃないかなと思います。

 

先生とも何度も何度も話し合いを重ねました。

 

医師からは

 

「前回が予定日を10日以上過ぎての緊急帝王切開であったことと、

 

41歳という高齢出産という点からも

 

予定日を過ぎた時点での帝王切開が望ましいと思う。

 

予定日を過ぎて、

 

何かあってからの緊急帝王切開よりは、

 

予定帝王切開を勧めます。」

 

という説明でした。

 

夫は私の意見を尊重してくれましたが、

 

彼のアドバイスとしては

 

痔で大変な姿を一週間も見ていたので、

 

産後にも同じような状況になるのは

 

私自身が辛いんじゃないかということを心配してくれました。

 

私も辛いし、

 

痛いと思うけど、

 

周りの人もすごく大変になるだろうなと思う一方で、

 

予定日前に産まれてくれたらいいなと思っていたけど、

 

予定日までに陣痛は来ませんでした。

 


体験談中に出てきた、バースドゥーラ

 

児島由季子(Yukico Kojima)

 

バースフォトグラファー

バースドゥーラ(DONA 北米国際ドゥーラ協会認定)