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CASE33−13 運命だった

一度の帝王切開だと比べるものが無かったのですが、

 

二回帝王切開を経験したたことで、

 

日本とアメリカという違う国、

 

違う医療で、

 

パートナーも違って、

 

出産一つ一つすべて違うストーリーがあるんだなと感じました。

 

1人目の出産は緊急帝王切開だったけど

 

直前まで陣痛を経験できたこと。

 

2人目は予定帝王切開になったから

 

主人と共に心の準備ができたということ。

 

どちらが良いという事ではなくどちらも無事に赤ちゃんを抱くための道だったんです。

 

今になって思うのは

 

私には時間があったので、

 

妊娠する前から、

 

もっと周りのママさんや助産師さんと話したり、

 

情報を積極的に得ておけば良かったと思います。

 

食事を変えるとか生活習慣を変えるとか

 

自分でももっとできたことがあったと感じます。

 

でも、

 

自分の体調が良い時はそんなことに思いが向かないんですよね〜。

 

でも、

 

そこに気付けていたら

 

もしかすると違うお産の経験になったのかもしれないと思っています。

 

産後の今は

 

自分のケアをいかに行うかということに

 

興味を持つようになりました。

 

生活の仕方で体は変えられるのではないか、

 

生活を整えることが

 

自分の望んだ人生を送る

 

そんな助けになるんじゃないかと気づかせてもらった気がします。

 

そして

 

ドゥーラのゆきこちゃんが言った

 

「自分が大事なことを選択する時に、

 

赤ちゃんを信じたらいいよ。」

 

という言葉もすごく響きました。

 

おなかの赤ちゃんとつながる

 

ということを忘れがちだったので、

 

身を委ねるというか

 

赤ちゃんを信じて待ってみようかなと、

 

二人でする出産に意識を向けられました。

 

自然分娩はしたかったけれど、

 

私にはこの出産方法が運命だったんだと受け止めています。

 


体験談中に出てきた、バースドゥーラ

 

児島由季子(Yukico Kojima)

 

バースフォトグラファー

バースドゥーラ(DONA 北米国際ドゥーラ協会認定)