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CASE33−6 アメリカの保険問題

二人目の妊娠の時は

 

つわりはほとんどありませんでした。

 

つわりがほとんど無いことが逆に不安でした(笑)。

 

周りの人に体験を聞き、

 

つわりがない人もいるらしいよということを聞いて安心できました。

 

つわりがないからといって慎重になることは無いよと

 

医師にも言われました。

 

アメリカに住んでまだ2年だったので、

 

病院事情とかあんまり詳しくなかったんです。

 

夫も初めての結婚で、

 

初めての出産の準備だったので、

 

保険のことも何も知らないと言われてしまい、

 

調べるのは私の仕事でした。

 

 

どういう形が一番スムーズかということを調べ始めました。

 

日本は国民健康保険とか

 

母子手当など色々と手厚い上に、

 

どこに住んでいても一律同じサービスを受けられて、

 

同じ情報が入ってくるのですが、

 

アメリカは加入している保険も人それぞれ異なり、

 

保険によってサービスが違うんです。

 

カイザーという保険に入っている友人に話を聞くことができ、

 

そんなに出産費用がかからないことも分かり、

 

良い情報を手に入れたと思ったのですが、

 

我が家は夫の仕事上、

 

カイザーの保険に加入にすることができず、

 

ブルークロスブルーシールドという保険を利用しました。

 

そしてその保険対応の産婦人科に受診しなければなりませんでした。

 

(アメリカでは勤務先の会社によって保険会社が異なり、

 

保険に対応している病院でないと全額自費になってしまうパターンが多い)

 

 

カリフォルニアのTracyという街の

 

Sutter病院に通い始めました。

 

産婦人科の先生は

 

女性の方で普通に良かったのですが、

 

基本の情報は教えてくれるだけで、

 

それ以上の情報はくれない先生でした。

 

そこで初めて私はたくさん情報をくださったり、

 

コミュニケーションを取ってくださる医師が

 

好みだということが分かりました。

 

4ヶ月も通い、

 

保険の問題もあるので、

 

病院を変えづらいなと感じていました。