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CASE33−9 側にいて欲しい人

もちろんアメリカにも

 

素晴らしいドゥーラさんはたくさんいて、

 

その人達に依頼することもできたのですが、

 

ゆきこちゃんはこれまでにも

 

何十人の方に関わっていたという経験や年数もあり、

 

彼女と出産の話をする中で、

 

こんなにもお互いのことを

 

深く話せる友人はなかなかいないとも感じ、

 

頼みたいのは友人としてもドゥーラとしても

 

私の出産を応援してくれている彼女だ、

 

と思いました。

 

 

日本からわざわざ来てもらうとか、

 

すごく労力のいることだし、

 

彼女にも家庭があり、

 

お子さんがいるので、

 

彼女が来ることができないのなら、

 

アメリカでドゥーラを探すことも検討しているよと伝えましたが、

 

彼女はアメリカに来ることを決断してくれました。

 

痔に関しては、

 

ゆきこちゃんが持ってきてくれた漢方がすごく効いて、

 

排便する時は楽になりました。

 

とても良く効いたと思います。

 

それに

 

作ってもらったおでんや玄米茶、

 

煮物などの日本料理には身も心も癒されました。

 

そのおかげで最後までモチベーションは続きました。

 

先生達はものすごくポジティブで、

 

NOと言わない先生で

 

「最後まで付き合うよ。

 

痔に関して専門じゃないから

 

ケアはできないけれど相談には乗るよ。

 

あまり辛いようなら予定帝王切開でも良いんだよ。

 

バースプランの変更等もいつでも言ってください。」

 

と言ってくださいました。

 

正直、

 

痔があまりに辛すぎて予定帝王切開にした方が良いのかな?

 

と心は揺れましたが、

 

思いとどまり、

 

自然陣痛を待つことにしました。

 


体験談中に出てきた、バースドゥーラ

 

児島由季子(Yukico Kojima)

 

バースフォトグラファー

バースドゥーラ(DONA 北米国際ドゥーラ協会認定)