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CASE34−11 見方が変わった帝王切開

入院中、

 

夜は赤ちゃんを預かろうか?

 

とナースが言ってくれて、

 

基本的に夜は預かってもらいました。

 

3時間おきに連れてきてくれて、

 

授乳をするくらいだったので、

 

ゆっくり休むことができました。

 

母乳推進の病院だったので、

 

3時間おきの授乳は絶対で、

 

ミルクをあげたりもしました。

 

搾乳器の使い方も教えてもらいました。

 

搾乳器で取れた母乳を

 

スポイトであげたりもしました。

 

退院前に頭痛があったので、

 

ナースに言ったら麻酔のドクターが来てくれて、

 

麻酔の影響で頭痛が出現することがあると言ってました。

 

治すための施術の説明をしてくれて、

 

その処置をするか聞かれたのですが、

 

頭痛も我慢できるくらいだったので、

 

処置はせず、

 

ラクテーションコンサルタントの人に

 

横になったままできる授乳方法を教えてもらって退院しました。

 

ナースからは頭痛が悪化したら

 

すぐにきてくださいと言われていましたが、

 

退院後に治りました。

 

 

全部が分からない状態で、

 

ナースに全部聞いていました。

 

おっぱいを吸わせる時に

 

オレンジ色の物が出ていたのですが、

 

初乳の色だと知らなかったので、

 

そういったことも教えてもらいました。

 

おくるみの仕方も分からなかったので聞きました。

 

でも、

 

これに関してはナースによって、

 

くるみ方がみんな違ってて困りました。

 

2人気に入ったナースがいたので、

 

このナースにして欲しいですと伝えると、

 

そこからそのナースは担当になってくれました。

 

同じ人に何度も聞いて覚えました。

 

入院中はいつでも誰にでも聞きたいことを聞けるので、

 

何にも心配していませんでした。

 

家に帰ってからが大変でした。

 

家に帰ると安堵感はあったのですが、

 

何をしたら良いかは聞いていたので

 

やるべき事も分かっているけれど、

 

全て自分たちでやらなくてはいけないという責任感が押し寄せました。

 

この子を守れるのは私達しかいないと感じました。

 

帰ってからは、

 

義母が料理を家には入らずに

 

玄関前にドロップオフしてくれました。

 

ご飯の準備などしていられない状態でしたし、

 

それが本当に助かりました。

 

ヘルプが必要だったらいつでも言ってねとも言ってくれて、

 

すごく良い距離感を保ってもらえました。

 

夫も初めてで何をサポートしたら良いのか分からないという感じでした。

 

夫が

 

「何をしたらいい?」

 

と私に聞くのですが、

 

私も何をしてもらえばよいのか分からないという状況でした。

 

でも、

 

側にいてほしいというのが一番の思いでした。

 

近くにいるだけですごく落ち着きました。

 

帝王切開は安全かつスピーディーに赤ちゃんに会えるので、

 

とても良いなと思っています。

 

最初の頃は、

 

理由もなく

 

なんとなく嫌だという感情を持っていましたが、

 

今なら帝王切開で出産する人に、

 

ポジティブに大丈夫だよと伝えてあげられるなと思っています。