· 

CASE34−9 このチームで良かった

麻酔が効いてますか?

 

効いていませんか?

 

のチェックの時点で、

 

もう触られていることも全然分かりませんでした。

 

歯科の麻酔とかは痛くないけど、

 

触られている感覚はあるじゃないですか。

 

でも今回はそれも無かったので、

 

いつ切られたかもドクターは言わなかったので分からなかったし、

 

もう始まっているから、

 

これはもうドクターに任せるしかないなと思えました。

 

夫が枕元にいてくれたので、

 

一緒に話して過ごしていました。

 

ナースとも

 

「名前何にするの?」

 

とかなんでもないようなとりとめのないことを話しました。

 

手術が始まったほうが気持ちが落ち着きました。

 

そこから10分くらいしたら、

 

「出てきますよ〜。」

 

と声がかかり、

 

赤ちゃんが産まれ、

 

赤ちゃんの声も聞こえ、

 

さらに落ち着くことができました。

 

低位胎盤のことやFGRのこととかあったので、

 

無事に産まれてきてくれた、

 

やっと終わったという気持ちでした。

 

赤ちゃんの状態も問題なく、

 

カンガルーケアをさせてもらい、

 

ホッとしました。

 

産まれてみると、

 

2800gもあり、

 

小さくもなくそれもまた安心しました。

 

前の日から眠れていなかったので、

 

落ち着いたら眠くなってきました。

 

眠れる薬は使っていません。

 

そのまま授乳もしました。

 

赤ちゃんはもうおっぱいを飲みたそうにしていました。

 

赤ちゃんも夫も手術の最後まで側にいてくれました。

 

リカバリールームにも一緒に行き、

 

病室にもそのまま一緒に行きました。

 

手術室で思ったことは、

 

手術してくれたドクターは担当のドクターではなかったのですが、

 

すごく良いドクターでした。

 

看護師も麻酔科医もみんな素敵な方ばかりだったので、

 

「二人目もぜひこのチームでお願いします。」

 

と言いました。