長くニューヨークに住んでいましたが、
結婚を機にサンフランシスコに引っ越しました。
その時の夫は本当に忙しくて、
月曜日から金曜日まで出張でいないという日々が続いていました。
私は一人ポツンと新居にいたので、
その当時から子どもが欲しいなと思い始めていましたが、
夫は忙しいし、
子どもを授かることはありませんでした。
自分自身20代後半ということもあり、
まだまだ大丈夫だろうと、
病院には通っていませんでした。
サンフランシスコで一年ほど生活しましたが、
暇だし、
大学を中途半端にした状態だったので、
子どものことは一旦置いておいて、
ニューヨークに単身戻ろうと決断しました。
そして、大学に復学しました。
しかし、
年齢が30代に突入し、
段々焦りが出始めました。
このまま遠距離生活のままだと、
夫とピンポイントで会える時間もなく、
このまま子どもができなかったら別れることになるなと思いました。
そこで、
夫に子どもが欲しいということを話してみました。
すると、
夫は
「いやいや、今は無理だよ。
だって、
僕は今は子どもは欲しくないし。」
と言われました。
「じゃあ、離婚して。」
とオファーをしたら
「とりあえず、
IVF(体外受精)やってみよう。
それで、
受精卵を作っておいて、
欲しいタイミングになったら体に戻そうよ。」
と打開策を提案されました。
そこからIVFの病院に行き始めました。