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CASE35−13 黄疸治療

手術は朝方でしたが、

 

昼過ぎには歩く練習をさせられました。

 

歩くのは大変かと思いきや、

 

簡単にできました。

 

看護師も

 

「すごいね、

 

余裕だね。」

 

と言っていました。

 

私も

 

「そうでしょ?

 

余裕でしょ〜。」

 

なんて言い、

 

手術中に吐いて汚くなった髪を洗いたくなってきました。

 

でも、

 

まずはお小水の管を抜いてからねと言われ、

 

初回の排尿の確認をしてもらい、

 

陰部の清潔を保つ方法も教えてもらいました。

 

痛くなければ

 

すぐにでもシャワーに入っていいということだったので、

 

すぐにシャワーに入りました。

 

これでいつ家に帰ってもバッチリだと思いました。

 

すると段々、

 

麻酔薬が切れてきたみたいで痛みが出始めました。

 

これは相当痛いぞという痛みが襲ってきました。

 

授乳のためにNICUに呼ばれ、

 

歩ける?

 

と聞かれるけれど、

 

歩けるわけがないというくらいの痛みでした。

 

起き上がることもできませんでした。

 

そこで夫が車椅子を押してくれることになりました。

 

歩かなくて良かったのは助かったのですが、

 

車椅子のちょっとの振動でも、

 

とても苦痛でした。

 

とても強いお薬が処方されていて、

 

定期的に飲んでいたのですが、

 

看護師が薬を持ってくるのが待ち遠しいほど、

 

内服していても痛かったです。

 

授乳で呼ばれましたが、

 

NICUに着くと、

 

赤ちゃんはやる気がないのか起きもしませんでした。

 

医療者から黄疸の子はブルーライトに当たっているから、

 

全然起きないと聞きましたが、

 

本当に全然起きないので大丈夫なのかな?

 

と不安になりました。