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CASE35−6 ハイリスク妊娠

「え!

 

でも、初期の段階で抗体はできていないって言われましたよ。」

 

と伝えました。

 

「でも、

 

今の血液検査では不規則抗体ができています。

 

きっとその時にも抗体はできていたはずだよ。」

 

と返されました。

 

夫はものすごくUCSFに対して怒りました。

 

でも、

 

「抗体ができた後、

 

一人目ならギリギリ出産できるので、

 

経過を観察していきましょう。」

 

ということになり、

 

ハイリスク妊娠に振り分けられました。

 

週一くらいで病院受診が必要になりました。

 

出産を控えた頃、

 

サンフランシスコに戻り、

 

出産直前は毎日受診となりました。

 

医師からは

 

「多分元気だと思うけど、

 

37週になったら、

 

産みましょう。」

 

と言われました。

 

その時に、

 

入院したら何をするかという説明を受けました。

 

以前に、

 

とある講習で、

 

陣痛で出産する人が乗ってきた車に「in labor」という張り紙を貼って、

 

病院玄関に車を横付けできるという話を聞きました。

 

その話を聞いてから、

 

いつかその張り紙を使いたいと思っていましたが、

 

計画出産となり、

 

それができなくなったのが少し残念でした。

 

陣痛が来て、

 

大きなお腹を抱えて痛い痛いと言いながら

 

車に乗ってという出産を想像していたのですが、

 

実際に入院した時の私のお腹はとても小さく、

 

「何しに来たの?」

 

と言われたほどでした。