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CASE37−3 つわりと食事制限

私にはつわりが二度ありました。

 

妊娠初期は「食べづわり」でした。

 

とにかく食べていないと気持ちが悪いという状況でした。

 

ですが、

 

食べていれば吐くこともなく、

 

実際に吐いたのは一度くらいです。

 

妊娠初期は真冬でしたが、

 

生姜を効かせた冷たい素麺なら食べられたので、

 

あの頃は夫に素麺をずっと茹でてもらっていました。

 

後はフルーツも食べることができました。

 

イチゴもメロンも食べましたし、

 

柿もアメリカでは買うことができたので、

 

好んでよく食べていました。

 

中期に入る頃、

 

つわりは一度治まりました。

 

妊娠中期に入ると医師からは特別な説明はないまま、

 

ある血液検査を受けました。

 

それがなんと、

 

妊娠糖尿病の検査だったのです。

 

そんなことも知らずに健診の直前に、

 

オムライスと甘いコーヒーを飲んでいった私は案の定、

 

検査に引っかかりました。

 

そこから、

 

厳しい栄養指導が始まりました。

 

元々炭水化物が大好きだったので、

 

良い意味で自分の食事を見直す良いきっかけにはなりました。

 

ただ、

 

毎食前に自分で針を刺して、

 

血糖検査をして、

 

毎食写真を撮って、

 

栄養士さんに送るという作業がとっても苦痛でした。

 

これを出産まで続けることになったのです。

 

そして、

 

妊娠後期にまたつわりがやってきました。

 

体感的には妊娠中ずーっとつわりだったと言ってもいいくらいです。

 

妊娠後期はすでに妊娠糖尿病と言われ、

 

食事指導を受けていたので、

 

食べて良い物も限られていました。

 

ご飯も日本の白米はGI値が高いので、

 

ジャスミンライスに変更して

 

さらにカリフラワーライスを半分混ぜたものを食べ、

 

パンは全粒粉パンにして、

 

パスタはGI値が低いので食べることができました。

 

間食はチーズにして、

 

フルーツは大半が果糖が高いので、

 

ブラックベリーとかブルーベリーとか果糖の少ないものを選んで食べる毎日でした。

 

常に食品表示を確認して炭水化物が低いものを選ぶようにしていました。

 

後期も食べづわりのような感じで、

 

いつでもどこでも食べられるようにバッグに忍ばせていました。

 

後期の方が吐くことも多く、

 

辛かったなと思います。