個室に戻ってからは
赤ちゃんとの同室が始まりました。
主人が一番大変だったと思います。
というのも入院当日の破水した時は就寝直前で、
病院に着いたのは夜の11時でした。
そこから赤ちゃんが出てくるのを待っていて、
帝王切開で出産したのが
次の日の夜の7時だったので、
赤ちゃんと同室した時には、
主人はもうぐったりしていました。
赤ちゃんは最初の頃は
よく眠ってくれていましたが、
二人ともどっと疲れが出ていました。
看護師さんがこまめに部屋に来てくれて、
赤ちゃんのお世話の方法を教えてくれて、
「あなたたちはよく頑張ってるわ。
できてる。
できてる。
赤ちゃんも大丈夫よ。」
と声をかけてくれました。
妊娠中の両親学級でおくるみの包み方も教わったので、
やってみましたが、
赤ちゃんがフニャフニャしているので、
きつく巻くことができず、
すごくゆるゆるで、
結局赤ちゃんは泣いちゃっていました。
「できないね。」
と主人と言っていたのですが、
そこに看護師が入ってきて、
そのおくるみを見た途端、
「なんだこれ?
全然巻けていないじゃない。」
というような顔をしていました。

それでも
「よくやったわ、
頑張ったわね。
じゃあ、
ちょっとお直しさせてね。」
と言って、
すごくきれいにキュッとおくるみをしてくれました。
全然見た目が違いました。
主人とも母児同室が始まったら、
私達は何も分からないから
1から10までしっかりと教わろうと言っていたので、
いろんなことを看護師さんに聞きました。
例えば、
「オムツ当ててみたんだけど、
これで合ってる?」
と聞くと、
「よくやってるわよ。」
というスタンスで返してくるので、
「いやいや、
どこを改善したら良いと思う?
どうするともっと上達すると思う?」
と聞き直したり、
ナースコールも迷惑だったと思いますが、
「ちょっとおくるみ巻いたから来て見てみてくれない?」
と度々呼びました。
こちらに頼れる人がいないので、
ここで教わっておかないとと必死でした。
主人と交代交代で起きて対応していました。