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CASE39−12 女の子を出産するから、、、

帝王切開を選ばなかった理由はもう一つあります。

 

今回は女の子を産むということを

 

とても意識していたからです。

 

私自身の幼少期は父の仕事の関係で色々な国に住み、

 

家庭環境が複雑だったので、

 

娘には辛い思いをさせたくない、

 

なるべく母親として娘が毎日楽しく過ごせるよう、

 

何か夢や目標ができたときに側でサポートをしたいと考えていました。

 

私や両親、

 

祖父母の時代と比べて、

 

現代社会はより男女平等になってきてはいますが、

 

未だに男性優位な職種が存在したり、

 

同じ職業でも女性の方がお給料が低い等、

 

日本もアメリカもまだまだ女性が生きやすい社会になったとは言えないと思っていて、

 

数年の違いですけど、

 

数年待ったら少しでも女性が生きやすい世の中になっていると予測して、

 

第二子として娘を産むことを希望しました。

 

また、

 

私自身も第一子を育てて母親としての経験を積ませてもらい、

 

自信や対応能力が身についているのではと考えました。

 

ただ、

 

これは私の個人的価値観ですが、

 

私は女の子の遺伝子を持った受精卵を選び子宮に戻したけれど、

 

もしかしたらその子は産まれてから

 

「いや、自分は男の子だ。」

 

と言って男の子として生きる可能性もあります。

 

それか、

 

もしかしたら我が子のアイデンティティは女性で、

 

その子が選ぶパートナーも女性かもしれない。

 

出産したいか、

 

したくないかは娘の自由ですが、

 

もしも出産するという選択をした時に、

 

私はその決断を支えたいと思ったのです。

 

私の母は若年生認知症を患い日本にいるのですが、

 

自分には妊娠、

 

出産を支えてくれる母親がいなかったので心細かったこともあって、

 

もしも娘が私にサポートを求めてくれるならば

 

その気持ちに答えたいと思っています。

 

ただ、

 

私は帝王切開の経験はあるけれど、

 

経膣分娩の経験はないし、

 

病院側の都合で帝王切開は39週で出産しているのですが、

 

もし待っていたらいつ出産していたんだろうという、

 

その知識もないので、

 

もちろん親子でも違うと思いますが、

 

娘が

 

「ママの時は、

 

私が産まれた時はどうだったの?」

 

と聞かれた時に、

 

一つのデータとして

 

「こうだったよ。」

 

と言えるように経膣分娩も経験してみたいと思いました。

 

絵美さんの個人セッションを受けた時に

 

様々な出産パターンのお話を聞いたり、

 

VBACができなかった場合の気持ちの落とし所の見つけ方等を一緒に考えていただき、

 

コーチがスポーツ選手を応援するように勇気付けていただきました。

 

個人セッションを受けさせていただき、

 

本当に良かったです。

 

ーーーーーつづく