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CASE39−8 二人目のきっかけ

第一子の生まれ持った気質だと思うのですが、

 

夫はADHDをもっていて、

 

息子も多分そういう気質があって、

 

ジャンル分けをした時に

 

育てにくい子というか

 

手のかかる子という分類に入るタイプだと思っています。

 

もちろん愛しさもあるけれど、

 

子育てが大変でもありました。

 

けれど、

 

私としてはそれもある程度は想定内でした。

 

IVFをした時に、

 

第一子に男の子を希望したのは、

 

データを見ると男の子にはADHDが遺伝する可能性が高いということで、

 

もしそうだった時にあらゆるリソースを活用して、

 

その上で、

 

子育てはやっぱり大変、

 

一人でも精一杯ということになったら、

 

二人目は諦めようということも視野に入れていたからです。

 

ある程度自分たちの中で、

 

子育てはとても大変だけれど、

 

心から信頼できるデイケアの先生方や

 

ナニーさんにも支えていただいていて、

 

これなら二人目もなんとかいけそうという気持ちになり、

 

自分の年齢を考慮した時に、

 

あまり間を空けすぎても

 

二人目をすぐに授かるかもわからないリスクがあるので、

 

そろそろと思ったのが

 

第一子が1歳半になった頃でした。

 

第二子は女の子を希望しました。

 

体外受精での妊娠の面白い所は、

 

第一子の息子は最後の採卵でできた受精卵の子だったのですが、

 

第二子の娘は最初の採卵でできた受精卵の子なのです。

 

本当はお姉さんなんですけど、

 

妹として生まれてきたわけです。

 

It starts with the eggという、

 

生物学者が科学やデータを元に

 

妊娠の確率をあげる為にできることを書いた本を参考にして生活習慣を変えたり、

 

いろいろなサプリをとったりしたお陰もあってか、

 

一回目の挑戦で着床し、

 

幸い妊娠期間中も問題なく過ごせました。