病院のシステムについては、
日米で上記以外にも様々な違いがあるように感じました。
日本では大きな懸念事項がない限りは
母子手帳のチケットを活用して
どの産婦人科でも好きに選んで通えますが、
アメリカでは自身の保険適用可能な病院を探し、
医師を指定して予約しなければなりません。
そのため、
日本の産婦人科は
快適に過ごせるようなサービス重視の産婦人科が多く、
私が日本で通っていた頃の病院でも
ティーサービスやヨガ教室などがあり
検診時はいつも混んでいて毎回長く待たされました。
急なお産もしばしばあったようです。
一方でアメリカではそのようなサービスは一切無いものの、
待ち時間はほとんど無く
いつも予約時間通りに受診できました。
夫と共に診察室に入れたり、
テレビや電話による通訳を介しての診察を受けることもできました。

妊娠中の体調不良としてよく挙げられるつわりですが、
私の場合は症状が軽く、
車の揺れや
バターの香りで少し吐き気が出ることはありましたが、
実際に吐くことはありませんでした。
一方で逆子だったため、
赤ちゃんが大きくなるにつれ大きな頭が私の肋骨に挟まり、
妊娠後期は右を向いても左を向いても痛くて
寝付けず辛かったです。
産前よりも産後の方が細切れ睡眠にもかかわらず
深く眠れるようになり、
疲れがよく取れて驚きました。
背中や腰の痛み、
食生活の制限なども辛かったですが、
その分、
産後に夫と念願のお寿司屋さんに行けたり、
日本の友人とオンライン飲み会ができたときはとても感慨深かったです。
ーーーーーつづく