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CASE5−5 納得がいかないままの決断

最終的な判断をする際に先生が席を外したので、

 

横にいた婦長さんに

 

「もう、言っている意味が分からなくてどうしたらいいのか分からないんですけど。」と言うと、

 

「私は何も言いません。」と返されました。

 

それは私の中で不信感につながりました。

 

(意見を求めていたのに、何も言わないってどういうこと?説明が欲しいのに、、、)

 

ととても嫌な気持ちでした。

 

その時、夫がギリギリ間に合い、

 

病院にはいたのですが、

 

ちょうど「(お産が)長くかかりそうだから、お昼ごはんを食べてくるね。」と席を外していたタイミングだったので、

 

この最終決定をする時も私一人で聞いて決めなくてはいけない状況でした。

 

 

その時はすでに陣痛は1分半間隔くらいで、

 

子宮口も8cm開いていました。

 

ここまできて

 

頼れる人が側にいない状態で、

 

麻酔科の先生がいなくなっちゃうからどうのこうの、

 

赤ちゃんが危ないとまで言われて、

 

(さんざん今まで経膣で産めるって言われてたのに、一体何が正しいんだろう?)と納得がいかないまま、

 

同意書にサインをして、

 

車椅子に乗って手術室へ連れていかれました。

 

その時は悔しい思いがとても強くて

 

(なんでこんなことになっちゃったんだろう。まったくわかんないや。)と思いました。