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CASE7ー10 帝王切開を経験して思うこと

帝王切開に関しては

 

私の周りの人も家族も肯定的に受け止めてくれていました。

 

叔母も緊急帝王切開を受けているのですが、

 

当時の妊娠中毒症と呼ばれるもので、

 

双子を亡くしているのです。

 

30週くらいでした。

 

当時は救えない命だったようです。

 

「元気に生まれてくれて良かったね〜。」

 

と叔母も言ってくれ、

 

それが嬉しくて、

 

帝王切開で産んだ自分を肯定できたのかなと思います。

 

 

 

助産師としては、

 

陣痛は経験できたので、

 

陣痛の痛みはなんとなく共感はできるのですが、

 

産む時の痛さとか、

 

会陰部の痛みとか切開の痛みとかには「痛いよね。」とは声をかけるものの、

 

本当の意味で共感できてないような気がしているのが残念だなと思っています。

 

経膣分娩で産めたらそういう気持ちもわかってあげられたのかなと感じることもあります。

 

でも、

 

この子が元気に生まれてきてくれたのが一番、

 

帝王切開で良かったなとは思えています。