振りかえってみると、
私の姉がちょうど3週間前に初産で経膣分娩をしたところでした。
姉の陣痛が始まってから、
母と姉の夫が交代で立ち会って、
腰をさすったりしている中、
コンビニでおにぎりを買って、
それを陣痛の合間に食べさせていることを聞いていたので、
「私ももうすぐ同じことを体験するんだ。」
という思いや、
妊娠糖尿病でおにぎりを食べるのを控えていたので、
「産むときだけはおにぎりを食べて産みたい」
という願望がありました。
けれど、
実際には、
おにぎりは準備できなかったし、
病院に到着したら早々に手術室に運ばれたし、
すぐに赤ちゃんもでてきて、
私の母が病院に到着するまでの間に産まれていたので、
姉とは違う超スピード出産となりました。
そのまま祖母や親族にも連絡がいき、
「もう産まれたの!?」
という感覚だったのでしょう。
出産後に祖母から
「あんたは楽して産まれて良かったなぁ。」
と言われました。
「おばあちゃん、
楽じゃなかったよ。
めちゃくちゃ痛かったし、
肩が取れるかと思ったし、
血圧もあがったんだよ。」
と伝えましたが、
下から産む方がしんどいという頭があったようでした。