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CASE9−12 胎盤早期剥離から学んだこと

結局のところ、

血圧が上がっているタイミングで足がゾウの足のようにむくんでいて、

主治医の先生からは、

「妊娠高血圧ですね。

出血も1100mlあって、

点滴もたくさん入れたし、

昇圧剤も入れたし、

一気に体液バランスが崩れて足がむくんだのかもしれません。」

と言っていました。

「どうして帝王切開になったんですか?」

と尋ねると、

「今、胎盤を病理検査に出しているから、

退院時くらいには結果が出てお話できると思います。

でも、お腹を開けた時に血性羊水だったから、

あれは待たなくて良かったです。

帝王切開しか選択肢はありませんでした。

胎盤早期剥離だったから、

お風呂の時に出た出血は警告出血というものだったと思います。」

と言われました。

 

 

どうして胎盤早期剥離が起きたんだろう?と、

結果が分かるまで、

私もいろいろ考えました。

胎盤病理結果は

「部分的に絨毛の炎症所見が、

ちらほら見られ、

絨毛の血管が断裂したか梗塞したか、

絨毛の炎症による胎盤早期剥離」

ということでした。

じゃあ、どうしてそんなに絨毛が炎症を起こしていたのか、

それは分からないという返答でした。

私自身がよくよく振り返ってみると、

妊娠後期で妊娠糖尿病ということが分かったけれど、

妊娠中って栄養をたくさん摂らなきゃとか、

食べづわりで食べないと気持ちが悪いとかでかなりたくさん食べていました。

昔、職場の健診で尿糖が引っかかったこともあったのですが、

そんなことも忘れていました。

ですから、

もしかしたらバクバク食べて食後高血糖になっていた時に、

絨毛血管が炎症を起こして、

その炎症部分が胎盤が大きくなって、

産む時に剥離したのかな?なんて自分では考察しています。

妊娠後期から血糖を気にしたのでは遅かったんだなと私は思います。