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CASE9−17 どっちが楽とかじゃない

私の身体自体も第一子の時と全然違いました。

 

第一子の時は緊急ということもあり、

お腹の傷もボコボコとしてあまりきれいではなかったのですが、

そこもキレイに切り取ってくれて、

「先生、

私、

もう3人目は絶対にないので、

しっかりキレイに縫っておいてください!!」

なんて手術中に笑いながら、

お願いもしました。

「普通の帝王切開ってこうだよね。」

と第一子の時と第二子の時で、

帝王切開の地獄と天国を味わったようでした。

 

 

二人目の方が後陣痛が強いというのは聞いていた通り、

すごく痛かったのですが、

一人目の時にお尻に打ってもらった筋肉注射で、

気持ち悪くなったような気もしていたので、

とにかく今回は赤ちゃんの顔を見て、

「痛い〜かわいい〜痛い〜」

と言いながらも鎮痛剤を使わずに痛みに耐えていました。

そんな時、

病棟で腰をさすりながら円座に座っている経膣分娩したお母さんたちを見て、

「私はおしもにあの痛みは無いけれど、

お腹の傷の痛みはあるから、

手術で出すまでは確かに帝王切開のほうが楽かもしれないけれど、

どっちが楽とかじゃないんだよなぁ〜」

っと思えました。