真っ裸になり、
メガネも外し、
極度の近視なので、
何もよく見えない中、
腰椎麻酔が始まりました。
初めての経験だったので、
足の感覚がすごく気持ち悪く感じたのを覚えています。
足が本当に動かない、
ということにすごく恐怖を感じました。
そのうち、
麻酔が効きすぎて、
首元くらいまで感覚がなくなると、
呼吸が止まってしまうという知識もあったので、
首元辺りまで感覚がなくなってきたような感じがしたときは、
「先生、もうここまで感覚がないです!」
と必死に訴えました。
このまま呼吸が止まってしまうんじゃないかという不安もある中、
「それでは緊急帝王切開術始めます。」
と主治医の先生ともう1人先生が来て、
手術が始まりました。
麻酔がしっかり効いていたので、
当たり前だけど痛みは全くありませんでした。
手術室に入ってきた他の先生の焦った顔や、
手術台での先生同士の
「血性ですね、、開けてよかった、、」
と言う会話が聞こえてきて、
何かが起こっているということはすぐに理解できました。